ハーレーダビットソンビジネスを始めたきっかけは、27歳で大型二輪免許を取得し、憧れのホンダCBX1000を手に入れて、湘南方面へ走りに行ったことがきっかけでした。
海岸沿いに停車していた鮮やかな赤黒カラーのハーレー・ローライダーがとてもカッコ良く目に映り、早速オーナーであろう初老のライダーに話し掛けてみると、黒の革ジャン姿が似合うその彼は、何とお医者様。初めて見たハーレーと垢抜けたオーナーの姿に一目惚れしたのです。
― いずれはオレもハーレーでこの場所に来るぞ!
と胸に秘めつつ、その6年後に東京都武蔵野市の吉祥寺にバイク屋を開業したのです。
それから13年が過ぎようとした頃、ハーレーダビッドソンジャパンより“ビューエル”を取り扱わないかと声を掛けられこれを快諾。ハーレーダビッドソンファミリーの仲間入りを果たした後は、念願のハーレーダビッドソン正規販売店を東京都調布市に開店、同時に憧れだったハーレー・ローライダーのオーナーになったのです。
早速当時のシーンを再現しようとローライダーを駆り、“あの湘南の場所”へ行ってそこに立った時は正直感無量でした。そしてこのミニツーリングではハーレーのとてつもない面白さを発見したのです。
それまでに国産のリッターバイクを約10台ほど乗り継いできましたが、その経験からは想像もできない乗り味に予想外の衝撃を受けたのです。
身体の芯に響く3拍子の鼓動、60~80kmでのんびりゆったりと流す楽しさ、そして景色をも味わえる余裕たっぷりのライディングには正直感動ものでした。
この数々の魅力は多くの層のライダーに受け入れられると確信し、ハーレーダビッドソンを基軸とする経営に路線を変更、更に当時のハーレーダビッドソンジャパンの経営理念と手腕に感銘し、沖縄店、東村山店と店舗を拡大、現在は東村山店と調布店を統合し、平成27年2月ハーレーダビッドソン三鷹店をOPEN、調布店は中古車ギャラリーにリニューアル、沖縄店は子会社として独立経営となりました。
沢山の感動体験とそれを共有し合えるお客様に出逢えた事、ハーレーに心から感謝です。
バンザイ!!Harley-Davidson